　3月11日午後発生致しました「東北関東大震災」におきまして、被害に遭われた多くの皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。

　今、とても関西の田舎にある酒蔵のＨＰなど見ている余裕のある方はいないでしょう。でも、サラリーマン時代に２年間程仕事をさせていただいた東北地方、特に福島・宮城の両県には、そのとき公私共にお付き合いさせていただいた方も多く、その中には未だ連絡のつかない方もいます。電話で直接話せない今、あの時とても温かく接してくれた皆さんに私からのメッセージが届けばと、パソコンに向かっております。
　
　絶対に「もう終わり」なんて思わないで下さい。
　「人間の心の中に、本当に真っ暗な闇なんて存在しない。」私はそう思っています。たとえ真っ暗に感じても、「今」を生きることに集中すればそれは「次」を生きることに繋がります。そしてそれが「明日」という小さな光になり、「未来」という大きな光が見えてくるはずです。未来なんて考えられない今だから、真っ暗な今だからこそ、小さな光が見えるまで諦めないでください。

　不謹慎と言われるかも知れませんが、以前も書いたことのある、ある歌の歌詞を記します。

　　　ぶつかりあい励ましあい　　　たちはだかる闇を越えよう
　　　悲しみなんかない世界　　愛をあきらめたくない　　どんな涙もかならず乾く
　　　ボクらが変えてく未来　　友情（きずな）はとぎれやしない
　　　無限に続く光の中へ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウルトラマンメビウスより抜粋

　子どもじみているかもしれませんが、言わせてください。
　日本中のウルトラ兄弟、今こそ力を合わせましょう。関東・東北にも被災された兄弟たちがたくさんいるはずです。私たちにできることはきっとあるはずです。遠い星からやってきた彼らが教えてくれたのは、カッコよさや強さだけじゃありません。どんな形であれ、自分にできることをやりましょう。戦い抜きましょう。

　東北の皆さん、皆さんに温かくしていただいたお礼は必ずします。
　私が「仙台の兄」と呼んでいる佐々木のおやんじ、大丈夫ですよね。信じてます。